動物同伴のご旅行について

オーストリア航空のフライトには犬や猫をご同伴いただけます。ペット同伴のフライトをご予約する前に、以下の留意事項をよくお読みください。

A dog with an Austrian bandana at the airport

犬の米国入国に関する新たな規制について

2024年8月1日より犬の米国入国に関する要件が改定されました。

米国の保健当局である疾病予防管理センター(CDC)による新たな要件により、米国へ入国する犬の新規予約は現在、アトランタ、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク(JFK)、フィラデルフィア、ワシントンD.C.のみの受付となります。

最新情報:米国に入国する前の直近6か月間に、狂犬病のリスクが高い地域に滞在歴がないことを条件に、ニューアーク空港(EWR)への犬の輸送が再開されました。これは即日有効となります。

ただしその他の目的地については、航空貨物としての輸送は可能です。こちらに関しましては、動物輸送業者にお問い合わせください。

事前に余裕をもって、新しい要件をよくお読みください。

犬を輸送するには、米当局が提供する「CDC Dog Import Form」を含め、適切なオンラインフォームに記入する必要があります。フォームが提出されましたら、お客様のEメールアドレスに確認メールを送信します。出発当日および米国入国の際には、この確認Eメールをデジタルまたは印刷された形で提示する必要があります。

CDCの要件を満たしていない場合、輸送をお断りする場合がございます。

ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

すでに確定しているご予約については、CDCの要件をすべて満たしている限り、2024年8月1日以降も引き続きご利用いただけます。詳しい要件については、CDCのウェブサイトをご覧ください。

お客様の責任においてすべての要件を遵守していただく必要があります。チェックイン時にCDCが要求する必要書類をご提示いただけない場合は、輸送をお断りする場合がございます。

2024年7月3日より前にご予約が確定している場合は、引き続き以下のオプションをご利用いただけます。

  • 犬を同伴しない予約への変更
  • 航空券の払い戻し

ご質問がございましたら、オーストリア航空の​サービスセンターにお問い合わせください。

CDCのすべての要件を満たしている限り、CDCの新しい規制においても、補助犬の輸送は引き続き可能です。詳しい要件については、CDCのウェブサイトをご覧ください。お客様の責任においてすべての要件を遵守していただく必要があります。チェックイン時にCDCが要求する必要書類をご提示いただけない場合は、輸入/輸送をお断りする場合がございます。

すでに補助犬を同伴されるご予約が確定しているお客様は、サービスセンターまでご連絡ください。

留意事項

  • 認可された輸送容器に収容した健康なペットを2匹までご同伴いただけます。
  • ペットは生後12週間以上でなければなりません。また生後間もない動物は離乳している必要があります。
  • 妊娠中のペットは輸送できません。
  • ペットのサイズ、重量(輸送容器を含めた重さ)、および当該国で適用される規制に応じて、ペットを客室や貨物室で輸送することが可能です。詳細は、このページに後述しますのでご確認ください。
  • 補助犬同伴のご旅行(盲導犬や聴導犬など)については、特別な条件が適用されます。

大型の動物は、目的地によっては現地の状況および規制により貨物室での輸送ができません。

短吻種(短頭種)に属する犬や猫は、温度とストレスに敏感なため、貨物室での輸送ができません。

ペットのご同伴を希望される場合は、お早めにご連絡ください。ペットを客室にお連れいただく場合は、オンラインにてマイブッキングからご予約いただくか(米国便を除く)、大型動物の場合はサービスセンターにてご予約ください。輸送条件と利用可能な空きスペースを確認いたします。

オーストリアンホリデーズ便(便名がOS 2000~2999、4000~4999、9000~9999のフライト)を予約された場合

動物福祉に関する規定と動物の輸出入規制の遵守

出発国、経由国、到着国でペットに適用される輸出入規制については、必ずフライトを予約する前に、時間に余裕を持って該当する大使館などへお問い合わせください。

また、必要な場合、当社はより厳しい制限を課し、特定の路線(例えば英国への路線)の予約をお断りし、動物の輸送を除外する権利を有します。

該当する動物福祉に関する規定については、かかりつけの獣医にもご相談ください。円滑な旅をお楽しみいただけるよう、ペットに必要な渡航書類をすべて揃えていただきますようお願いいたします。

米国への犬の輸入

狂犬病のリスクにより、米国に犬を輸入する際には規制があります。米国疾病予防管理センター(CDC)のウェブサイトで、これらのCDC規制と、免除が受けられるかどうかについての詳細情報をご確認いただけます。

米国への渡航は、生後6か月以上の犬に限られます。

カナダへの犬の輸入

ペット、あるいは訓練を受けた介助動物として犬をカナダに輸入する場合、再入国を含め、カナダの入国要件に準拠した書類が別途必要になります。これを用意できない場合、国境で遅延が生じるリスクがあり、ペットがカナダに入国できない場合があります。ペット同伴のカナダへのご旅行、あるいはカナダへの動物の輸入にあたっては、渡航前に余裕を持って必要書類を正確に確認しておいてください。

小さなペットの客室へのお持ち込み

ペットの持ち運び用キャリーバッグは、以下の条件を満たす必要があります。

  • 柔らかく、噛んでも壊れない、また水漏れしないものであること
  • 防臭対策が施されていること
  • 閉じた状態でも十分に通気性があること
  • ペットが普段通り立ったり、向きを変えたり、横たわったりすることができる十分な大きさであること

動物とキャリーバッグを合わせた総重量が8kgを超えてはなりません。キャリーバッグの寸法は、前の座席の下に収納できるよう、3辺の合計が118cm(55 x 40 x 23cm)以下になるようにしてください。そのため、硬いフレームのバッグはご使用になれません。英国や南アフリカなど一部の国では、サイズに関わらず、動物を貨物として輸送する必要がありますのでご注意ください。

ペットを機内持ち込み手荷物として客室にお連れするには、ペットが上記の条件を満たしているというお客様の確認が求められます。記入と署名を済ませたフォームを2部印刷し、チェックインカウンターでご提示ください。米国発着の直行便で補助犬を同伴する場合には、フォームは不要です。

飛行区間 重量が8kg以下¹、3辺の合計²が118cm以下のキャリーバッグを機内に持ち込み輸送する場合の料金 オーストリア航空の運航地 国内線 65ユーロ
オーストリア国内線
ヨーロッパ 75ユーロ モロッコ、アルメニアを含むヨーロッパ内路線 大陸間路線(近距離) 105ユーロ ヨーロッパとヨルダン、エジプト、イラン、イラク、またはイスラエルを結ぶフライト 大陸間路線(中距離) 115ユーロ ヨーロッパとシカゴ、モルディブ、マイアミ、カナダ、ニューヨーク、またはワシントンD.C.を結ぶフライト 大陸間路線(長距離) 125ユーロ ヨーロッパとタイ、南アフリカ、ロサンゼルス、モーリシャス、中国、日本を結ぶフライト

 

1 = ペットを含む
2 = 縦+横+高さ

規定の運賃に加えて発券手数料がかかりますのでご注意ください。発券手数料は出発地により異なります。パートナー航空会社が運航するコードシェア便、およびチャーター便では別の規定や料金が適用される場合があります。

 

大型動物の貨物室での輸送

客室内にお持ち込みいただけない犬や猫は、関連する運送約款に準拠することを前提として、必要であれば貨物室で輸送することができます。使用する予定の、ペットにとって快適な輸送容器のサイズと重量をご予約時にお知らせください。輸送容器は、IATA(国際航空運送協会)の規則に準拠したものでなければなりません。機内でのスペースの有無と積み込み方法を当社が確認いたします。

オーストリア航空は、旅行全体を通して、お客様のペットが安全かつ確実に輸送されることを保証するために、チェックイン時に輸送容器の状態およびペットの様子を確認する権利を留保します。

1つの輸送容器に動物を2匹まで収容できますが、1匹の体重がそれぞれ最大14kgであり、動物がお互いに慣れている必要があります。

Woman with dog at a mountain lake
飛行区間 サイズが60 x 45 x 40cmまでの輸送容器を貨物室で輸送する場合の料金 サイズが60 x 45 x 40cmを超える輸送容器を貨物室で輸送する場合の料金 オーストリア航空の運航地 国内線 80ユーロ 160ユーロ オーストリア国内線 ヨーロッパ 100ユーロ 200ユーロ モロッコ、アルメニアを含むヨーロッパ内路線 大陸間路線(近距離) 130ユーロ 260ユーロ ヨーロッパとヨルダン、エジプト、イラン、イラク、またはイスラエルを結ぶフライト 大陸間路線(中距離) 170ユーロ 340ユーロ ヨーロッパとシカゴ、モルディブ、マイアミ、カナダ、ニューヨーク、またはワシントンD.C.を結ぶフライト 大陸間路線(長距離) 190ユーロ 380ユーロ ヨーロッパとタイ、南アフリカ、ロサンゼルス、モーリシャス、中国、日本を結ぶフライト

規定の運賃に加えて発券手数料がかかりますのでご注意ください。発券手数料は出発地により異なります。パートナー航空会社が運航するコードシェア便、およびチャーター便では別の規定や料金が適用される場合があります。

フランクフルト(FRA)、ミュンヘン(MUC)、ウィーン(VIE)、チューリッヒ(ZRH)、ジュネーブ(GVA)またはブリュッセル(BRU)を経由する場合、別途手数料150ユーロ(175スイスフランまたは175米ドル)が追加されます。これは2021年4月1日より後に発券された航空券に適用されます。

  • 輸送容器は、犬または猫の持ち運びに適したものでなければなりません。
  • ペットが無理なく立ち上がり、動き、横たわれる程度の大きさが必要です。
  • 輸送容器の内側は滑らかで突出物がなく、ペットが噛んだり引っ掻いたりして破損しないことを確認してください。
  • 雨や雪、雹などが入り込まないよう、上部に防水加工が施されている必要があります。
  • 輸送容器の上部および底部がネジでしっかり固定されている必要があります。
  • 輸送容器は、頑丈で施錠できる清潔な状態であり、底は吸収性材料で覆われた防水性がなければいけません。
  • 扉の開口部はしっかり閉めて固定できる必要があります。
  • 輸送容器の車輪機能は使用できません。車輪付きの場合は、輸送容器をお預けになる前に車輪を取り外すか、車輪が動かないようロックしていただく必要があります。
  • 輸送容器の前後左右すべての方向から通気が確保されている必要があります。通気口の穴は、動物の体がはみ出たり突き出たりしない大きさにするか、金属網で塞ぐなどして、ペットが怪我をするリスクを回避してください。
  • 左右および後部面の通気口は、輸送容器の上部3分の2以内に位置している必要があります。
  • 輸送容器にはスペーサーが設置されている必要があります(左右と後部面の両方に設置)。輸送容器の持ち手として使用されるほか、通気口が他の貨物や手荷物で塞がれないようにする役割を果たします。
  • 給餌用、給水用のボウルをそれぞれ用意し、輸送容器にしっかりと取り付けなければなりません。給水用のボウルはフライトにあたって空にしますが、輸送容器の外から水を補充できるようにする必要があります。フライト中の餌および水は、輸送容器がこぼれない、漏れない仕様であれば差し入れることができます。

闘犬に分類される犬および短吻種(短頭種)の犬には特別な条件が適用されます。

犬や猫の輸送容器の図

ワイヤーあるいはワイヤーメッシュ素材の容器は、航空輸送向けに使用できません。

  1. 扉の蝶番や留め金は、水平な突起に面したドアの開き口の上下からそれぞれ少なくとも1.60cm離れた位置に付いている必要があります。
  2. 通気口
  3. 背面図
  4. 取り付けられた給餌器および給水器
  5. ドアの留め金
  6. スペーサー

一部の国では、サイズに関わらず、動物を貨物として輸送する必要がありますのでご注意ください。

同伴者のいない動物の輸送に関する詳細は、ルフトハンザ カーゴのウェブサイトにてご確認ください。

サイズまたは重量を超過する動物の輸送に関する詳細は、ルフトハンザ カーゴのウェブサイトにてご確認ください。

闘犬および短吻種/短頭種に分類される犬種

闘犬に分類される犬および短吻種/短頭種の犬の輸送には特別な条件が適用されます。

短吻種/短頭種

短吻種に属する犬や猫は、気道が狭いという解剖学的特徴があり、このため呼吸困難を起こしやすい傾向にあります。輸送によって生じるストレスや、出発地、到着地、乗り継ぎ地の空港における気温の高さにより、循環器系の問題が生じて呼吸困難に陥る可能性があります。それによりペットに深刻な健康上の被害が生じ、場合によっては旅行中に死亡するおそれがあります。したがって、短吻種に属する動物は貨物室での輸送を承ることができません。

  • アーフェンピンシャー
  • アメリカンブリー(闘犬に分類される犬種を参照)
  • ブルドッグ(アメリカンブルドッグを除くすべての犬種)
  • パグ(全種)
  • アメリカンピットブルテリア
  • アメリカンスタッフォードシャーテリア
  • ボストンテリア
  • ボクサー
  • ブリュッセルグリフォン
  • ブルマスティフ
  • ブルテリア
  • チャウチャウ
  • イングリッシュトイスパニエル
  • チン(ジャパニーズチン)
  • チン(ジャパニーズスパニエル)
  • ラサアプソ
  • ペキニーズ
  • ピットブル
  • シャーペイ
  • シーズー
  • スタッフォードシャーブルテリア

この規制は、指定されている種類の雑種にも適用されます。

  • ブリティッシュショートヘア
  • エキゾチックショートヘア
  • ヒマラヤン
  • ペルシャ
  • スコティッシュフォールド

この規制は、指定されている種類の雑種にも適用されます。

Woman holds a small dog on her arms

闘犬に分類される犬

闘犬に分類される犬は、専用のクレートに入れて貨物室でのみ輸送することが可能です。
闘犬に分類される犬でも、生後3か月から6か月までの犬については例外とします。これらの犬は、標準の輸送用クレートで輸送できます。客室への持ち込みが可能か、貨物室での輸送になるかは、犬の輸送に適用される基本的な基準によります。

また、闘犬を輸送する場合は、貨物室での動物の輸送に関するその他の情報も併せてご確認ください。
生後3か月から6か月までの闘犬種の犬を客室内に持ち込む場合、客室での動物の輸送に関するその他の情報も併せてご確認ください。

  • アメリカンブリー(短吻種犬の特性により、原則としてお預かりできません)
  • アメリカンブルドッグ
  • ドゴアルヘンティーノ
  • カラバシュ(カンガールドッグ)(アナトリアンシェパードドッグ)
  • コーカシアンオフチャルカ(コーカシアンシェパードドッグ)
  • ロットワイラー

この規制は、指定されている種類の雑種にも適用されます。

留意事項:アメリカンピットブルテリア、アメリカンスタッフォードシャーテリア、スタッフォードシャーブルテリア、およびブルテリアは短吻種であるため、貨物室で輸送することができません。

IATAの要件を満たす輸送用の特別な輸送容器が必要です。

  • 輸送容器の材料に、木材、金属、合成素材(プラスチックを除く)、溶接金網、または金網が使用されていること。
  • 輸送容器には、一部であってもプラスチックが使用されていないこと。
  • 骨組みや側面、床面、上部および開口部についても、設計上の原則を適用すること。
  • 開口部のフラップは頑丈な金網、金属または強化木材を使用し、開口部が誤って開かないよう、安全に固定できる構造を備えていること。
  • 輸送容器にある穴は、動物の体のどの部分をも通せないよう十分に小さいもので、輸送容器は動物から噛まれたり引っ掻かれたりすることのない構造でなければいけません。
  1. 2カ所に直径10cmの通気口が付いたスライドパネル
  2. 入出用ドア
  3. 網を使用した通気口
  4. ハンドル付きのスペーサー
  5. 必須表示:「This way up: IATA Live Animals」
  6. フォークリフト用バー
  7. 外部から利用できる給餌器および給水器
  8. 水切り用トレー
  9. 溶接済みの格子

補助犬

補助犬を客室に連れて搭乗する際の一般要件

安全で円滑なフライトのため、同伴する犬はお客様の指示に従うようよく訓練され、公共の場で適切な行動をとることができる必要があります(つまり、吠えたり、唸ったり、人に飛びついたりしないこと)。

同伴する犬が適切な行動をとれない場合、オーストリア航空は追加料金をいただいて犬を貨物室にてお預かりするか、輸送をお断りすることがあります。お客様の犬の輸送により生じたあらゆる損害および追加の費用は、お客様がその責任を負うものとします。

補助犬がお客様と一緒に機内に搭乗する場合には、満たすべき要件がいくつかあります。最も重要な情報の概要は以下の通りです。

米国外のフライトでの公認補助犬の登録

当社では1匹の補助犬の輸送を無料で行います。

  • 犬種や種類に関係なく犬であること。
  • 障がいをお持ちの方のために仕事や任務を行うよう特別に訓練されていること。
    • ここでいう「障がいをお持ちの方」には、視覚障害、感覚障害、精神障害、知的障害、その他の精神障害を持つ方が含まれます。

お客様の責任において、該当する輸出入に関するすべての規制、および全旅程におけるお客様の動物の動物福祉規定を遵守していただく必要があります。

補助犬の訓練修了書をお送りください。

以下の団体から認定を受けている訓練施設の訓練修了証:

  • Messerli Research Institute
  • Assistance Dogs International(ADI)
  • Assistance Dogs Europe(ADEu)
  • International Guide Dog Federation(IGDF)

または

以下がすべて記載されている訓練施設および/または訓練士が発行した証明書

  • 訓練施設または訓練士の名前と住所
  • 訓練の詳細内容と訓練期間
  • 補助犬が修了した訓練対象の任務

米国外への渡航の場合、服従訓練の証明書や米国運輸省(DOT)フォームの記入だけでは不十分ですので、ご注意ください。自習型の訓練やオンラインでの訓練も認められていません。

ご提示いただけない場合、通常のペット輸送条件でお客様のお連れになる犬を輸送します。サイズや重量に基づいて、客室または貨物室での輸送となり、別途料金がかかります。

詳細につきましては「小さなペットの客室へのお持ち込み」および「大型動物の貨物室での輸送」の項をご覧ください。

動物の犬種、体重、年齢も併せてお知らせください。

補助犬の機内持ち込み条件は以下の通りです。

  • 座席前の足元スペースに収まり、オーストリア航空が提供するリードでお客様の安全ベルトにつないでおく必要があります。
  • フライト中はお客様ご本人の管理下になければなりません。
  • 乗客用の座席には載せられません。
  • 生後4か月以上でなければなりません。

口輪を持参していただく必要があります。他のお客様に危険をおよぼすような状況が発生した場合は、口輪をつけていただくようお願いいたします。これらの要件が満たされない場合、オーストリア航空のフライトでの補助犬の同伴をお断りすることがあります。カナダ発着のフライトの場合、口輪の持参は義務ではありません。しかしながら、ご持参いただくことを強くお勧めします。

米国発着の直行便での公認補助犬の登録

当社では2匹まで補助犬の輸送を無料で行います。

  • 犬種や種類に関係なく犬であること。
  • 障がいをお持ちの方のために仕事や任務を行うよう特別に訓練されていること。
    • ここでいう「障がいをお持ちの方」には、視覚障害、感覚障害、精神障害、知的障害、その他の精神障害を持つ方が含まれます。
  • 訓練中のエモーショナルサポートドッグおよび訓練中の補助犬は、補助犬とは見なされません。

重要:2021年3月1日よりオーストリア航空は、訓練を受けた補助犬のみを客室内に同伴可能とします。

訓練中のエモーショナルサポートドッグおよび訓練中の補助犬は、補助犬とは見なされません。これらの犬は通常のペット輸送条件で輸送します。サイズや重量に基づいて客室または貨物室での輸送となり、別途料金がかかります。詳細につきましては「小さなペットの客室へのお持ち込み」および「大型動物の貨物室での輸送」の項をご覧ください。

お客様の責任において、該当する輸出入に関するすべての規制、および全旅程におけるお客様の動物の動物福祉規定を遵守していただく必要があります。

重要なお知らせ:米国への渡航は、生後6か月以上の犬に限られます。

補助犬をお連れになる場合は、輸送の条件として、以下のフォームに記入の上、スペシャルケースデスクにご提出いただく必要があります。これらの書類は、航空券を購入した日以降にご提出ください。

注意:

  • 補助犬を同伴して旅行するお客様が、旅程の最初の出発予定時刻の48時間より前に予約を行った場合、出発の48時間前までにこれらのフォームを電子的に、または紙でご提出いただく必要があります。
  • 補助犬を同伴して旅行するお客様が、旅程の最初の出発予定時刻の48時間以内に予約を行った場合、出発当日にこれらのフォームを出発ゲートでご提出いただく必要があります。

このフォームを使用して、お連れになる動物の健康状態、訓練および態度の確認を行ってください。

このフォームは、8時間以上のフライトに必要です。

このフォームを使用して、お連れになる動物が排泄の必要がないこと、あるいは排泄する際には健康被害や衛生上の問題がない方法であることを記述してください。

フライト中もこのフォームを提示できるようご準備ください。

さらに補助犬同伴の乗り継ぎ便を予約している場合は、犬の訓練修了書を提示する必要があります。

米国運輸省の規則に従って提供される障がい者のための便宜を確保するための、介助動物航空輸送フォームまたは介助動物排泄証明書フォームに、認識しつつ故意に虚偽の、架空の、または不正な記述、入力、または表現をすることは連邦犯罪にあたります。

補助犬の機内持ち込み条件は以下の通りです。

  • 座席前の足元スペースに収まり、オーストリア航空が提供するリードでお客様の安全ベルトにつないでおく必要があります。
  • フライト中はお客様ご本人の管理下になければなりません。
  • 乗客用の座席には載せられません。
  • 生後6か月以上でなければなりません。

さらに安全を期するため、また、他のお客様への配慮のため、口輪をご持参いただくことを強くお勧めします。他のお客様の安全が脅かされるような状況が発生した場合は、口輪をつけていただくようお願いいたします。これらの要件が満たされない場合、オーストリア航空のフライトでの補助犬の同伴をお断りすることがあります。

米国運輸省の規則に従い、オーストリア航空は動物が補助犬として認定されていることを確認する場合があります。補助犬かどうかの判断をするにあたり、当社の従業員は(1)公共の場で適切に行動できるように訓練されていないことを示唆する妨害的または攻撃的な行動を示さないかどうかを判断するために動物を観察し、(2)特定の物理的指標を確認することができます。

補助犬のサイズ

米国連邦航空局(FAA)の安全要件やドイツ/ヨーロッパの法律に抵触する場合、あるいは他のお客様のスペースが制限される場合を除き、すべての補助犬を座席の足元スペースに収めなければなりません。

リードの使用

オーストリア航空は、機内およびオーストリア航空が所有、リース、管理する空港敷地において、すべての補助犬を常時リードにつなぐことをその所有者または調教師(該当する場合)に義務づけています。

米国運輸省の規則に従い、オーストリア航空は以下のような状況において補助犬の輸送をお断りすることができます。

  • 補助犬が他人の健康や安全を直接脅かす場合。
  • 補助犬が客室内または空港のゲートエリアで著しい混乱を引き起こしている場合、または航空機内もしくは空港のゲートエリアにおいて、公共の場で適切に行動するよう訓練を受けていないことを示す行動が見られた場合。
  • 補助犬の輸送が、米国連邦機関、米国海外領土または外国政府により適用される安全または健康に関する要件に違反する場合。
  • 補助犬を機内に同伴して旅行を希望する障がいを持つお客様が、オーストリア航空が求める有効な情報を記入した必要書類を提出しない場合。

損害

米国運輸省の規制に従い、オーストリア航空は補助犬を同伴して旅行するお客様に対し、補助犬によって生じたいかなる損害に対してもお客様の責任を追及する権利を有します。

エモーショナルサポート動物

2021年3月1日よりオーストリア航空は、訓練を受けた補助犬のみ客室内に同伴可能とします。

エモーショナルサポートドッグは補助犬とは見なされません。この日以降、補助犬としての新規の予約は承っておりません。これらの犬は通常のペット輸送条件で輸送します。サイズや重量に基づいて客室または貨物室での輸送となり、別途料金がかかります。詳細については以下からご覧いただけます。

ご旅行にペットを同伴する際のお手続き

ペットの登録

ペット同伴のご旅行を希望されているお客様は、航空券をご予約の際にお申し出ください。輸送の条件や空き状況を確認し、折り返しご連絡いたします。

ご出発の準備

出発前に輸送容器の条件をご確認の上、十分にフライト準備を行ってください。また、お客様のペットの全身状態について獣医に相談し、目的地での入国要件に応じて必要な書類をご用意ください。

チェックイン

ペットをお連れのお客様は、出発の23時間前よりオンラインおよびモバイル・チェックインをご利用いただけます。ただし、空港のチェックインカウンターで搭乗券をお受け取りいただく必要があります。適切な輸送容器に収納されたペットを出発の3時間前から2時間前までにチェックインカウンターにお連れください。

ペットが健康で快適に過ごすためのヒント

飛行機による移動に対してストレスを感じるのは人間だけではありません。ペットを同伴して旅行をする場合の準備と、ペットが快適に過ごすためのヒントをいくつかまとめました。

  • 輸送容器を閉めた状態でペットを数時間収容した後、ご褒美を与えるなどして、ご自宅で可能な限りペットを輸送容器に慣れさせてください。
  • フライト前およびフライト中、多くのペットは非常に緊張します。投薬でペットを落ち着かせることを検討している場合は、獣医にご相談ください。ペットの反応は予測できないことが多く、循環器系の問題が生じる可能性があります。
  • 慣れ親しんだ匂いの毛布やお気に入りのおもちゃを輸送容器に入れ、動物が落ち着くように配慮してください。

フライト中のペットの餌の調整については、獣医にご相談ください。

よくある質問

Brexitに関する公式情報をご参照ください。

このページに記載されているすべての規制は、オーストリア航空が運航する便にのみ適用されます。コードシェア便の場合は、フライトを運航する航空会社の規則をご確認ください。複数の航空会社を利用して旅行する場合は、他のすべての航空会社でもペットが受け入れられることをご確認ください。

オーストリア航空のラウンジには、ペットをお連れいただくこともできます。ただし、他のお客様へご配慮いただき、お連れの犬や猫がオーストリア航空のラウンジ内を自由に動き回ることのないよう、輸送容器やキャリーバッグに入れてご出発までの時間をお過ごしください。補助犬は例外です。

1 お客様のお問い合わせには可能な限り早急に対応いたします。
お客様より提供されたデータはお客様のお問い合わせの処理のみに使用されます。法的理由による義務がある場合を除き、オーストリア航空がお客様のデータを第三者と共有することはありません。
ルフトハンザ グループの航空会社とのEメールでの通信は、暗号化されていません。氏名や連絡先などの個人情報や旅行に関する情報を送信する場合、特にこの点に留意してください。そのようなデータをメールの件名に使用することはお控えください。